JC3では、一般社団法人セーファーインターネット協会の悪質ECサイトホットライン(https://www.saferinternet.or.jp/akushitsu_ec_form/)に対する通報内容を分析し、フィルタリング事業者、セキュリティ事業者等へ情報提供を行っております。
2023年上半期の統計及び特徴的な事象は次のとおりです。
(1)悪質なショッピングサイト等の通報件数
2023年上半期に、セーファーインターネット協会からJC3へ共有された悪質なショッピングサイト等の通報件数は、23,674件となっており、前年同期の12,830件と比べ、10,844件増加しました。増加した背景として、悪質なショッピングサイトに気がつく機会が増えていることに加え、通報への関心が高まってきたことも考えられます。
(2)悪質なショッピングサイト等を知った経緯
通報の際に「どのようにそのサイトを知りましたか」との質問に対して、各年共に「インターネット検索結果」の回答が最も多く、2023年上半期だけで、2022年の一年間と同数に近い数になりました。「Twitter等のSNS投稿」の回答のついても2023年上半期だけで2022年と同数に近い数となりました。
(3) 支払い方法
通報の際に、「悪質ECサイトを利用した」として、「商品購入時にご自身が選択された代金のお支払い方法を教えて下さい。」との質問に対しては、2023年上半期は、「銀行振込」が最も多い割合となっています。
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