一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター JC3:Japan Cybercrime Control Center


新型コロナウイルスに乗じた犯罪

2020年2月4日 作成


マスクに関する詐欺



     世界各国において、新型コロナウイルスに関連した肺炎の発生が報告され、国内でも新型コロナウイルス感染症の患者発生が複数確認されるなど、大きな問題となっております。
     そのような新型コロナウイルスの状況に乗じ、利用者の心理につけ込んだ手口が確認されており、十分注意が必要です。これらの被害にあわないため、JC3のこれまでの注意喚起を参考としてください。

  1. フィッシング

  2.  JC3において、「運送系企業を装ったフィッシング」(詳細はこちら)として注意喚起を行っておりますが、同手口によりインストールされる不正アプリによって、新型コロナウイルスに関連したフィッシングメールをばらまく手口を確認しています。
     今後、不正アプリによる手口以外にも、新型コロナウイルスに乗じたフィッシングの発生が懸念されるため、注意が必要です。

    図:新型コロナウイルスに乗じたフィッシングメール
    図:新型コロナウイルスに乗じたフィッシングメール

  3. 悪質なショッピングサイト

  4.  JC3において、「悪質なショッピングサイトに関する注意喚起」(詳細はこちら)として注意喚起を行っておりますが、昨今、マスクを購入しようとして、悪質なショッピングサイトへ誘導される事例が報告されております。
     悪質なショッピングサイトでは、一見して、マスクの在庫があるように見えますが、代金を支払っても商品を発送しなかったり、会員登録時の個人情報やクレジットカード情報等を盗み取ったりするため、注意が必要です。