一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は、安全かつ安心してインターネットを利用できる環境の構築に貢献するため、各種対策に取り組んでおります。
この度、JC3では、サイバー空間の脅威への対処について、多様な分野の有識者による検討を行う警察庁長官官房サイバーセキュリティ・情報化審議官主催の私的懇談会である「サイバーセキュリティ政策会議」での議論も踏まえ、フィッシングサイトに関する情報提供を株式会社NTTドコモへ行い、ショートメッセージ(SMS)によってフィッシングサイトへ誘導するいわゆる「スミッシング」への対策に協力することといたしました。
JC3では、会員企業と連携してフィッシングによる被害の未然防止に向けた取組を進めてまいります。
株式会社NTTドコモ フィッシング詐欺を未然に防ぐ「危険SMS拒否設定」の提供を開始
(https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2022/01/13_00.html)
サイバーセキュリティ政策会議
(https://www.npa.go.jp/cybersecurity/CS.html)
【令和3年度サイバーセキュリティ政策会議 報告書】(p.35。抜粋)
3 具体的な施策
3.4 社会全体でつくる安全・安心
Ⅳ-1 新技術・サービスの犯罪インフラ化の対策等
② 被害拡大防止に向けた関連団体への働きかけ
○フィッシングサイト等については、JC3等の官民連携推進体制も活用して警察が把握した情報を、ウイルス対策ソフト事業者等に提供する。
また、特にショートメッセージによってフィッシングサイトへ誘導する手口であるスミッシングについては、フィッシングサイトに誘導するショートメッセージ自体の遮断に向けて関係事業者に働き掛けを進めるとともに(以下略)
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