JC3では、「貴方のメールアカウント・デバイスにアクセスした」「デバイスにトロイの木馬というマルウェアをインストールした」「貴方の卑猥なシーンを録画した」などとして、録画した動画の削除と引き換えにビットコインを要求する脅迫メールを複数確認しています。
こうしたいわゆる「セクストーション(性的脅迫)スパム」は、以前から確認されている手口ですが、最近、日本語で書かれた脅迫メールが多くなっていること、脅迫メール本文の日本語が自然になってきていること、複数の都道府県警察に関連する相談が多く寄せられていることから、だまされないよう引き続き注意をしてください。
これまで確認されている脅迫メール(※)には、様々なバリエーションがありますが、
などの特徴がみられることがあります。
※脅迫メールの具体例については、ページ下部を参照してください。
また、
など、信ぴょう性を高めようとする手法も一部の脅迫メールで確認されています。
こうした脅迫メールは、不特定多数に送信されている架空請求メールです。受信しても慌てず、無視しましょう。
見かけ上の送信元アドレスの偽装は、一般的によくみられる手法ですので、自身のメールアドレスからメールを受信しているように見えても、冷静に対処しましょう。
また、このような脅迫メールに対しては、市販のウイルス対策ソフト・メールのフィルタリング機能でも対策が講じられているため、その導入や最新の状態への更新による被害の未然防止対策もご検討ください。
万一、こうした脅迫メールによる被害に遭った場合には、速やかに最寄りの警察署等へご相談ください。
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