メモアプリにはクラウド上に自動的に情報を保存する機能を有するものが多く存在します(スマートフォンの標準メモアプリを含む)。このようなメモアプリに大切なID、パスワード等を保存していると、メモアプリと連携するクラウドサービスに不正アクセスされた場合に、メモアプリの内容を盗み見られ、ID、パスワード等を悪用されるおそれがあるので注意してください。
実際、メモアプリにネットバンキングのID、パスワードを保存していたため、不正送金されたと思われる被害も確認されています。
インターネット上に情報を保存するメモアプリ等にネットバンキングのID、パスワード等を保存していたところ、同アプリ等が不正アクセスされ、保存していた情報を用いてネットバンキングに不正アクセスされ、不正送金されたと思われるケースが確認されている。~令和3年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(警察庁)より引用~
また、JC3では、メモアプリのフィッシングサイトを確認しています。メールやSMSからメモアプリのインターネットサービス(ログイン画面)へ促されても安易にリンク先を開かないように注意してください。
利用しているメモアプリがクラウド上に情報を保存する機能を有しているか確認した上で、次の点に注意してください。
また、不正アクセスの被害を防ぐためにも次の点に注意してください。
令和3年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(警察庁)
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R03_kami_cyber_jousei.pdf
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