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公開日:
2021.08.04

悪質なショッピングサイト等に関する統計情報(2021年上半期)

JC3では、一般社団法人セーファーインターネット協会の悪質ECサイトホットラインに対する通報内容を分析し、フィルタリング事業者、セキュリティ事業者等へ情報提供を行っております。
2021年上半期の統計及び特徴的な事象は次のとおりです。

1.悪質なショッピングサイト等に関する通報状況

(1)通報件数
2021年上半期に、セーファーインターネット協会からJC3へ共有された悪質なショッピングサイト等の通報件数は、6,535件となっており、前年同期の5,019件と比べ、1,516件(約30.2%)増加しました。増加した背景として、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、インターネットの利用が増えたためと考えられます。

悪質なショッピングサイト等の通報件数(セーファーインターネット協会からJC3へ共有されたもの)

悪質なショッピングサイト等の通報件数(セーファーインターネット協会からJC3へ共有されたもの)

(2)サイトを知った経緯
通報の際に「どのようにそのサイトを知りましたか」「どのようなデバイスでそのサイトを知りましたか」の質問に対して、2021年上半期は2020年の回答状況と同様の割合を示しており、大きな傾向の違いは見られませんでした。

「どのようにそのサイトを知りましたか」の質問に対する回答状況

(無回答は除く)
悪質なショッピングサイト等を知った経緯  

「どのようなデバイスでそのサイトを知りましたか」の質問に対する回答状況

(無回答は除く)
どのようなデバイスでそのサイトを知ったのか  

(3)支払い方法
通報の際に、「悪質ECサイトを利用した」として、「商品購入時にご自身が選択された代金のお支払いを教えて下さい。」の質問に対して、2021年上半期は2020年同様、「銀行振込」が最も多い割合となっていますが、クレジットカード決済の割合も増加しています。

(無回答は除く)
支払い方法  

2.2021年上半期の特徴

2021年上半期は、調理器具であったり、家電等を取り扱う正規のショッピングサイトを模倣した悪質なショッピングサイトに関する通報内容が見られました。
また、暗号資産投資サイト等に関する通報件数が増加しました。通報内容としては、マッチングアプリやSNSで知り合った異性から勧められたというものです。

暗号資産等への投資勧誘に関する通報推移

暗号資産等への投資勧誘に関する通報推移

3.被害に遭わないために

悪質なショッピングサイト等による被害に遭わないためには、市販のセキュリティ対策ソフト・フィルタリングソフトを導入した上で、初めて利用するショッピングサイトの場合には、

  • Webサイトに不審な点がないか
  • URLや会社をインターネットで調べ、同様の被害報告等がないか

を確認することが重要です。

例えば、こうした悪質なショッピングサイト等には、

  • 会社の名称を架空の情報または実在する会社をかたっている
  • 決済方法として、銀行振込しかできない
  • 振込先が法人名義ではなく個人名義の口座である

といった特徴がみられます。
万一、悪質なショッピングサイト等による被害に遭った場合には、速やかに消費生活センターや最寄りの警察署等へご相談ください。
以下の注意喚起もあわせて御参照ください。

また、暗号資産への投資については、次の点に注意する必要があります。

  • 暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要なため、利用の際は登録を受けている事業者かどうか確認する。
  • 相手から「絶対もうかる」と持ち掛けられても、安易に投資しない。

参考

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