JC3では、一般社団法人セーファーインターネット協会の悪質 EC サイトホットライン(https://www.saferinternet.or.jp/akushitsu_ec_form/)に対する通報内容を分析し、フィルタリング事業者、セキュリティ事業者等へ情報提供を行っております。
2024年の統計及び特徴的な事象は次のとおりです。
(1)悪質なショッピングサイト等の通報件数
2024年に、セーファーインターネット協会からJC3へ共有された悪質なショッピングサイト等の通報件数は、31,619件となっており、2023年の47,278件と比べ、15,659件減少しました。2022 年程度に減少したものの高止まりと考えられます。
(2)悪質なショッピングサイト等を知った経緯
通報の際に「どのようにそのサイトを知りましたか」との質問に対して、各年共に「インターネット検索結果」の回答が大幅に多く、「メールに記載されていた URL」、「X(旧 Twitter)等の SNS 投稿」の順に変化はありません。しかし、全体に占める「メールに記載されていた URL」の割合が急増しています。
(3) 支払い方法
通報の際に、「悪質 EC サイトを利用した」として、「商品購入時にご自身が選択された代金のお支払い方法を教えて下さい。」との質問に対しては、無回答が多い中、引き続き「銀行振込」が最も多い回答となっています。
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