一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター JC3:Japan Cybercrime Control Center

広告表示により誘導する悪質なショッピングサイトに注意

2020年 12月 22日 作成

~広告表示により誘導する悪質なショッピングサイト~

 JC3では、詐欺等の被害につながる悪質なショッピングサイトの手口や被害防止対策等について、注意喚起(こちら)を行ってまいりましたが、昨今、「広告」を経由した、悪質なショッピングサイトへ誘導する手口を確認しました。
 攻撃者は、検索結果やSNS等において、悪質なショッピングサイトを「広告」として表示させることにより、一般利用者に信頼できるショッピングサイトであると認識させ、金銭等を詐取することを狙っているとみられます。
 こうした悪質なショッピングサイトでは、代金を支払っても商品が発送されなかったり、クレジットカード情報等が窃取されたりする被害に遭う可能性があることから、十分注意してください。

  1. 検索連動型広告からの誘導

  2.  これまでJC3では、検索結果の上位に表示され、悪質なショッピングサイトへ誘導される手口を確認しておりましたが、昨今、このような手口に加え、検索結果に広告(検索連動型広告)として表示される悪質なショッピングサイトへ誘導する手口を確認しました。
     こうした悪質なショッピングサイトは、一般利用者の信頼を得るため、検索連動型広告としての登録を通じて、検索結果に広告として表示させているとみられます。また、広告から誘導された遷移先の悪質なショッピングサイトは、サイトの見た目から判別が困難な作りとなっている場合があり、注意が必要です。

    検索結果において広告表示される悪質なショッピングサイト
    検索結果において広告表示される悪質なショッピングサイト


  3. SNSの広告からの誘導

  4.  昨今、SNSにおいて広告表示されたサイトで商品を購入したが、商品が届かないといった通報(情報提供元:一般社団法人セーファーインターネット協会)を確認しております。
     SNSにおける広告は、SNSユーザーの嗜好にあわせて自動的に表示されるため、不正なサイトが紛れていても気が付きにくくなっております。また、セール等を行っているように見せかけることにより、ユーザーに購入を急がせるなど、ユーザーの心理を巧みに利用する手口もあわせて確認しており、SNSにおいて広告表示されるサイトにおいても注意が必要です。

    SNSにおいて広告表示される悪質なショッピングサイト
    SNSにおいて広告表示される悪質なショッピングサイト


  5. 被害に遭わないために

  6.  昨今の悪質なショッピングサイトの中には、見た目が巧妙に作られているなど、判別が困難なものがあります。初めて利用するショッピングサイトであれば、サイトに不審な点がないかサイト内を確認するほか、URLや会社をインターネットで調べ、被害報告等がないか調べることが重要です。
     また、こうした悪質なショッピングサイトには、会社の名称を架空の情報または実在する会社を騙っている決済方法として銀行振込しかできない振込先として法人名義ではなく個人名義の口座であるといった不審点が見受けられる場合があります。
     こうしたショッピングサイトにおいて個人情報等の入力は控えるとともに、市販のセキュリティ対策ソフト・フィルタリングソフトを導入するなどにより、被害の未然防止を行ってください。
     万一、悪質なショッピングサイトによる被害に遭った場合には、速やかに消費生活センターや最寄りの警察署等へご相談ください。



<関連情報>

 正規サイトを模倣し金銭や個人情報を収集する目的として作成された詐欺サイトやフィッシングサイト等の悪質なサイトを見つけられましたら下記フォームへ通報ください。
◆悪質ECサイトホットライン 通報フォーム(一般社団法人セーファーインターネット協会)

ページの先頭へ戻る