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公開日:
2022.02.09

悪質なショッピングサイト等に関する統計情報(2021年)

JC3では、一般社団法人セーファーインターネット協会の悪質ECサイトホットライン(https://www.saferinternet.or.jp/akushitsu_ec_form/)に対する通報内容を分析し、フィルタリング事業者、セキュリティ事業者等へ情報提供を行っております。
2021年の統計及び特徴的な事象は次のとおりです。

1.悪質なショッピングサイト等に関する通報状況

(1) 悪質なショッピングサイト等の通報件数
2021年に、セーファーインターネット協会からJC3へ共有された悪質なショッピングサイト等の通報件数は、17,717件となっており、2020年中の10,095件と比べ、7,622件(約75.5%)増加しました。増加した背景として、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、インターネットの利用が増えたためと考えられます。また、悪質なショッピングサイトの通報について、関心が高まってきたことも考えられます。

悪質なショッピングサイト等の通報件数(セーファーインターネット協会からJC3へ共有されたもの)

悪質なショッピングサイト等の通報件数(セーファーインターネット協会からJC3へ共有されたもの)

(2) 悪質なショッピングサイト等を知った経緯
通報の際に「どのようにそのサイトを知りましたか」との質問に対して、各年共に「インターネット検索結果」の回答が最も多く、2021年は前年比で約1.9倍の増加が見られました。

「どのようにそのサイトを知りましたか」の質問に対する回答状況

(無回答は除く)
悪質なショッピングサイト等を知った経緯

また、「どのようなデバイスでそのサイトを知りましたか」との質問に対して、2021年は「PCブラウザ」の回答が最も多く、前年比で約2.2倍の増加が見られました。

「どのようなデバイスでそのサイトを知りましたか」の質問に対する回答状況

(無回答は除く)
どのようなデバイスでそのサイトを知ったのか

(3) 支払い方法
通報の際に、「悪質ECサイトを利用した」として、「商品購入時にご自身が選択された代金のお支払いを教えて下さい。」との質問に対しては、2021年は2020年同様、「銀行振込」が最も多い割合となっていますが、クレジットカード決済の割合も増加しています。

(無回答は除く)
  支払い方法

2.2021年中の悪質なショッピングサイト等の特徴

2021年中においては、家電等を取り扱う正規のショッピングサイトを模倣したものや、品揃え豊富に多彩な商品を販売する総合的なオンラインショッピングサイトに関する通報内容が見られました。

通報のあったWebサイトの主な特徴は次のとおりです。

  • 市場価格と比べると極端に安い。
  • 会社概要において、電話番号の記載が無い、又は記載があっても適切な電話番号表記となっていない。
  • トップレベルドメインは、.com .xyz .top .shopのものが多い。注:これらドメインが全て悪質なショッピングサイトという訳ではありません。

図 通報のあったURLの例

3.被害に遭わないために

悪質なショッピングサイト等による被害に遭わないためには、市販のセキュリティ対策ソフト・フィルタリングソフトを導入した上で、初めて利用するショッピングサイトの場合には、

  • 当該URLや会社名をインターネットで調べ、同様の被害報告等がないか確認する
  • 会社概要において、事業者の氏名(名称)、住所、電話番号の記載を確認する

ことが重要です。

例えば、こうした悪質なショッピングサイト等には、

  • 決済方法が銀行振込に限定されている
  • 振込先が法人名義ではなく個人名義の口座である
  • 商品の価格が極端に安い
  • 不自然な日本語表記が見られる

といった特徴がみられます。

万一、悪質なショッピングサイト等による被害に遭った場合には、速やかに消費生活センターや最寄りの警察署等へご相談ください。
以下の注意喚起もあわせて御参照ください。

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